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目的別

リスクをとって殖やす

■投資信託の種類とリスク

投資信託への投資は、中長期的な金融資産作りに適しています。仕組みは、投資家から集めた資金(1万円から投資可能。積立もできる)を運用の専門家が株式、債券などに分散投資(たとえば、多くの株式(銘柄)を少しずつ購入)し、その利益を投資家に還元します(図表)。分散投資することにより、リスク低減効果が期待できますが、あくまでも元本保証のない金融商品です。どのようなリスクがあるかを理解しておくことは重要です。

投資信託の仕組み

「投資信託の分類」、「どのようなリスクがあるか」を見ていきます。
まず投資信託の分類ですが、株式を主な運用対象とする「株式投資信託」と、株式はまったく組み入れずに公社債を運用対象とする「公社債投資信託」とに大別されます。また、運用方針により、日経平均株価のような指数の動きにできるだけ近い運用成果を目指す「インデックス型」と、日経平均株価などを上回る運用成果を目指す「アクティブ型」があります。

続いてリスクですが、(1)投資対象が株式の場合は株価の「価格変動リスク」、(2)債券の場合は金利の上がり下がりが債券相場に影響するので「金利変動リスク」、また、(3)債券等の発行体である企業が倒産して元本や利息が支払われない「債務不履行リスク」があります。海外の債券等が投資対象の場合は「為替変動リスク」も加わります。

それでは投資信託に投資するうえでの注意点等を見ていきます。

  • 1.ハイリスク・ハイリターンのアクティブ型株式投資信託を含めて多種多様な商品がある。金融機関の説明や目論見書等でリターンとリスクの程度をしっかりと確認し、特にリスクが自分の「リスクの許容範囲」に収まることを確認すること
  • 2.プロに任せる運用であることから、一定期間ごとに届く「運用報告書」などでその運用の腕前を確認すること
  • 3.運用に対する報酬(信託報酬と呼ばれる)は運用期間中に継続してかかる。信託報酬が高いと運用成果が上がり難いので妥当性を確認すること

短期の運用成果に一喜一憂することなく、じっくり取り組みたいところです。