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生活の三大資金

住宅資金

■3つの金利タイプと特徴

住宅ローンには3つの金利タイプがあり、それぞれ特徴があります。目先の金利や当初の支払金額だけに目を奪われず、将来の教育費や老後資金も見据えた資金計画を作り、自分にあった金利タイプを選択する事が大事です。

1.全期間固定金利タイプ:最初から最後まで金利が変わらないタイプです。
メリットは将来にわたって、毎月の支払い額があらかじめ計算できるため資金計画がたてやすく、また、金利が変動しないため、金利上昇リスクがないことです。デメリットとしては他のタイプに比べて金利が少し高めに設定されています。

2.変動金利タイプ:借入期間中、半年毎に金利が見直されるタイプです。
メリットは全期間固定金利タイプより金利が低めに設定されていることです。デメリットとしては将来金利が上昇して返済額が増えるリスクがある事です。

3.固定金利期間選択型タイプ:当初から一定の期間金利が固定されるタイプです。
固定する期間は2年〜25年と商品によって異なります。固定金利期間終了後は原則として変動金利タイプになりますが、再び固定金利期間選択型を選択できる商品もあります。しかし、固定金利期間選択型を再選択したとしても、その時点の市場金利に連動する基準金利があがっていれば今までより高い金利で再契約することになるので、場合によっては毎月の返済額が跳ね上がります。メリットは全期間固定金利タイプより金利が若干低めに設定されることと、一定期間は金利上昇リスクを抑えられることです。デメリットとしては金利上昇リスクです。

全期間固定金利タイプや固定期間が長めの固定金利期間選択型タイプは低金利時代に借入すると長期間にわたって低金利を生かせるのでメリットが大きいです。変動金利型タイプや固定期間が短めの固定金利期間選択型タイプは、低金利時代や金利上昇期に利用するには適しませんが、金利が下降した時にはそのメリットを享受できます。

3つの金利タイプと特徴

FPからのアドバイス
  • ・変動金利型タイプは当初の金利が低いため、無理なく返せる金額以上に借りられてしまう場合があるので注意が必要です。
  • ・金利上昇リスクの一例としては、バブル期の変動金利はピークで8.5%もありました。1985年からの単純平均でも約4%と決して低くないことを認識しておきましょう。